2011年8月16日火曜日

LM-M100S 故障 まとめ

今回の故障は作業が億劫なのも手伝って原因の特定が困難な故障だった。

OS起動後に、しばらくするとクラッシュして、再起動を繰り返す。

最初は 1週間に1回程度 → 毎朝
(自動更新の類かとも思ったがチェックした所、そうではなかった)

と、ひどくなってきたので今回修理に踏み切った。

起動してしまえば特に問題なく使用でき各種テストにもパスしてしまう。

再起動するたびに、前述の障害のため F3 キーを押さねばならず、手の届かないサーバーマシンのところまでアクセスし、キーボードを引っ張り出し、ディスプレイを接続し、不安定な直立姿勢でキーを押さねばならないという状況のため、我慢の限界に達した。

で、イベントログには、クラッシュ前に HDDのアクセスに失敗したというエラーが記録されている。

その直後、クラッシュして再起動しているらしく、シャットダウンされたという記録はない。

chkdsk によるチェックではエラーは出ていなかった。

このサーバーは、通常のサーバー機能の他にホームセキュリティーを兼ねていて、随時、屋内のセンサーのログが記録されており、HDDの容量を日々消費している。
(このシステムは某セキュリティー会社の防犯システムより省エネで高機能。単体で機能するせいもあるだろうけど)

その結果、HDDまたはメモリーの障害のある箇所に到達したか到達しやすくなったのだろうと推測していた。
ちなみに温度は安定していたため熱暴走は疑っていなかった。

試行その1
LM-M100SのHDDを外して、手持ちの他のHDDと交換。
LM-M100Sに、OSのクリーンインストール(Windows XP)を試みる。
HDDのフォーマット中にエラー。
この時点で手持ちのすべてのHDDが震災を体験しているため、そのHDDも壊れていても不思議はなく、HDDをまだ疑う。

試行その2
別のマシンで、それらのHDDのチェックとフォーマットをしてみる。
ついでにパーティションも切ってしまう。
作業が正常に完了し、HDD は正常という判断となり、メモリーかMBの故障を疑う。


試行その3
試行2のHDDを そのまま LM-M100S に組み込み、OSのインストールを新たにフォーマットする事なく行う。
インストールファイルのコピー処理中にエラーが発生し、インストールが続行できなくなる。
その状態でパーティションの削除と作成などを行うと、エラーが発生し、このHDDは使えません的なエラーがでる。
まれにブルースクリーンも発生。
メモリーかMBの故障にほぼ確定する。

試行その4
分解するのがどうも面倒なので、BUFFALO D2/N667-2G/E を調達。
とりあえずメモリーを交換してみる。(出費2000円)

ここの所の省エネ対策でけっこう暑いので、メモリーが焼けてもおかしくないという判断。

メモリーを交換した所、LM-M100SでHDDのフォーマットが正常に完了。
その後、インストールファイルのコピー処理中にエラーが発生し、同様にインストール続行ができなくなる。
以降、フォーマットも失敗する。

そういや当時 Atom は無かったなとか。
OSのディスクが古すぎて atom とか sata 周りの仕様変更に対応できないのかもとか考え出し、linux を入れてみようと思い立つ。
ドライバが必要なのかもと思ったがFDDが無いので、どうしようもない。

そういった経緯で Vine Linux を入れてみる。
インストーラに組み込み済みの memtest でテストしてみる。
特にエラーなし。
ついでなので交換前のメモリーもチェック。
こちらも特にエラーなし。
そのまま Vine Linux を入れてみるつもりだったが、同様にパーティション作成に失敗するらしく続行不能。
ということで メモリーの故障でもなく、OSのインストーラのせいではない可能性が高くなった。

試行その5
残るは、マザーボードだけなので、仕方ないのでサーバー(LM-M100S)をラックから外し、デスクへ。
ゆっくり見てみると Evercon製 6.3V 1000μF の コンデンサが、5個膨れているのが確認できたので、MBを取り出す。

液漏れはなく、比較的きれいな状態。

電解コンデンサは無数にあり、それらの中で膨れているのは、同種類のコンデンサのみ。
カラー的に低ESR(不明だけど)

膨れていたのは5個だけど、6個を交換(日本ケミコン製のものを調達)

その後、OSのクリーンインストールもフォーマットも特にエラーもなく正常に完了。

2,3回トライするつもりでいたのだけど、スムーズすぎて怖いぐらい快調だったのでOKとする。

結果、壊れたと思われていたメモリーもHDDには故障がなく利用できた。

LM-M100S の MBの電解コンデンサは、結構多め。
他のMBと比べても多いような気がする。何故なのかは私には不明。
電源部と思われる場所にはアルミ固体コンデンサが用いられている模様。
この辺はクリティカルなためかもしれないが、それによって延命されたというわけではないというのが悲しい。
それ以外は普通の電解コンデンサ。

最初から、分解してれば余計な出費をせずに済んだ気もするが計3000円程度に収まったのでよしとする。

LM-M100Sは、メモリスロットが2つあるので、まあ無駄にはならなかった。


ちなみに Evercon。

ググるとあまりよろしい評判ではないらしいが、最近の事情はあまり知らないので、その辺の事は私はコメントできない。
液漏れはしておらず、膨らんだのは上側のみで亀裂が入るまでには至っていない。
MBを汚染しなかったという意味では優秀なのかもしれない。

ドライバは、

http://ameblo.jp/emergencyqq/entry-10659052823.html

ここを参考に

http://www.ecs.com.tw/ECSWebSite/Product/Product_Detail.aspx?CategoryID=12&TypeID=66&DetailID=949&DetailName=Feature&MenuID=40&LanID=0
から入手可能。

昨夜から稼動させてみて、特に問題ないので修理は完了。

以上。

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